タッピング・ギターを考案したで!

 ここんとこ、マジメ過ぎのギター教室エントリばっかしで、興味のないお人には、何がなにやらわからんような状態で、えろーすんまへん
             m(__)m

 ところが、今日も何とやっぱしエレキギターのお話やねん…

 ギターには、ピックで弾く(指・爪含むで!)弾き方以外にも、ブッたたいたり、こすったり、引っ掻いたり、色んな事して音が出せるわけやけど、『タッピング』いうて、左手・右手で弦を叩いたり、指板を押さえたりさして鳴らすテクがあんねん。

 かなり昔に、一種曲芸的なスタイルでやっとう人はおったんやけど、最近になってかなり上手に音楽にでける人が現われて、もしかしたらこれからはごく一般的な演奏スタイルになるかもしれん、可能性に満ちたテクニックなんやで。

 広く取ったら、もうかなり売れっ子の”押尾コータロー”も、タッピングのテクをレギュラーで使うとるギタリストの一人といえるんやないかな

 この分野では、Stanley Jordanちう人が、まあメジャーな演奏家の最初や思うねんけど、アコースティック・ギターを使ったキレイなサウンドで有名なErik Mongrainっちう人のライヴ動画がYou Tubeにあったから、とりあえずアップするで~



 ハード・ロック、ヘヴィー・メタルの分野では、いち早くライトハンド奏法ちうて、『VAN HALEN 』のギター大将Edward Van Halenが、このテクを引っさげて華々しくデヴューしてから、まあ、猫も杓子もエディ・スタイルのライトハンド奏法をさんざんやってくれたモンやった。

 次に、エディ・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)の顔見世興行みたいな、ライトハンド・オン・パレードをお見せするで

 若い頃のと、オッサン化してからの動画の、どっちがエエかと思うたんやけど、オッサン化してからの方がテクとか音楽性が洗練されとうから、そっちにしとくけど、このオッサン昔はハード・ロック小僧やったんやで~



 Stanley Jordanにしろ、Erik Mongrainにしろ、エディにしろ、ギター自体は六弦の普通のギターを使うとうねんけど、特にギターを膝の上に寝かせて弾いとうErik Mongrainタイプの演奏法では、はっきりいうて六弦では本数が少ないの。

 指板も幅が広いほうが絶対有利やし、ベース弦二本増で、幅広指板ちう感じのが、この弾き方にはあってる思うで。

 両手でのタッピングで有効な演奏法は、一つはErik Mongrainみたいに右・左でパートを分けて、ベースラインにメロディ、コードを乗っけたり、主旋律に副旋律をつけたりする、ピアノに準じた演奏法が考えられるけど、それにあったギターは、まだ存在未確認やねん。

 ベース・ギターの分野では『スティック(chapman stick)』っちう楽器があんねんけど、これにはベース弦とギター弦が、幅広指板にゆるゆるに張られとって、持ち方はベース・ギターと大体一緒や。

 で、実はもう一つ、タッピングで有効な(ハズの!)ギター演奏法があんねんけど、これはまだやっとう人は見たことないから、我輩のアタマの中にしかないかもしれんで
(大抵は誰かがもう考えとう事やろけどな)

 タッピングの特徴に、ピッキングせいでエエっちうモンがあるけど、そこを突き詰めて、『ピアノ的アプローチ』を完全に捨てるっちうベクトルから見えてきたんが『両手で指板をつかんで、木管的なスタイルで演奏する』っちうアイディアやねん。

 これは、エディ・スタイルのライト・ハンド奏法大流行りの時に、右手の指全部使うて『タラリラタラリラ』とかやっとったギタリストはおるんやけど、いかんせん弾きづらくて弾きづらくて、マッタク一般的には使えんシロモノやってん。

 我輩はそこで考えた。

持ち方を変えて、サキソフォンのように持つ楽器として、タッピング専用ギターが出来んか

 奏法は、基本的には左手から右手へ、リコーダーの運指みたいに弦を押さえて音程を上がっていくっちうモンで、チューニングはいろいろ考えたんやけど、ヴァイオリン見たいに、5度づつ上がる弦4本でどうかと思うねん。

 オクターブ違いの三本弦でっちうプランも考えたんやけど、ギリギリ一本の弦で8度までカバーする運指より、余裕を持たせたほうが演奏上幅広い技術が構築されやすいんやないかと思うて、ヴァイオリンと同じチューニングを考えたわけや。

 弦はショートスケールで、音が出やすいようにゆるく張るんがベストやろ。
 音のよさは、弦の張力を上げた方がエエやろけど、ココは弾きやすさ重視や。

 ロングトーンが必要や思うから、Electronic bow(電子弓)を標準装備して、弦の振動をセンサーで拾うて、その弦だけロング・トーンを出せるようにするのがエエやろ。

 一応、簡単な図を描いてみたで~

画像


 楽器は身体に固定せんと、弾きづらいから、ストラップを二本か、胴回りにホルダー付きベルトを巻いて固定するとか、なんとかせなアカンやろな。

 もしかしたら、もう誰かが考えとって、大してモノにならずに死蔵されとうようなモンかもしれんけど、理論上はアナログ楽器中、ボタン式アコーディオンと並んで最速の演奏が可能なハズやで

 サキソフォンなんかのキー・システムよか、運指が合理的なハズやさかいな(『スケール・ポジション教条主義』参照)

 誰も申請しとらんかったら、特許取りたい位やけど、申請に結構かかってしまうらしいからの~
 実用新案でも8万位はかかるらしいし、貧乏人には無理目やな…

 せめて、このエントリ上の著作物として、公開しとくで。

 ほな。






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メイキング・マスター・ギター―ギターの名器とその製作方法詳説

この記事へのコメント

2010年05月08日 02:55
こんにちは
ナカナカ素晴らしいアイディアですね。
ボタン式アコーディオンはm3チューニングと解釈して
その昔ギターでも製作してみました。
私もタッピング楽器を30数年前から製作・開発して
います。
よろしければ、観てみて下さいませ。
平成馬券師(地)
2010年05月08日 02:55
さよちんへ

昔、ジャズギター教室に通っていた事は、以前返信コメントで書いたと思いますが、ギター最高!と思ったのは、中学の文化祭で、三人の勇者が体育館の舞台上でホウキを手に、ダウンタウン・ブギウギ・バンドの”サクセス”を踊り狂ったのを見たのが最初でした。
私もすぐにホウキを手に踊り狂いました^^;

高校生になってからですが、小遣いをためてエレキを買って、という、良くある道を辿ってギターを始め、弾かなくなってからもギター音楽が好みで聴き続けて今日に至ります。

私が知っているのは、自分が好きな事ばかりですよ。
平成禿ン師(地)
2010年05月08日 02:55
コヤボ様へ

初めまして(*^^)v

タッピング楽器製作の専門家がいらして下さるなんて、思ってもみませんでした。

今、youtubeでライヴ映像を見ましたけれども、コヤブボードはとても操作性がよさそうですね。

両手での対位法的な技術が蓄積されれば、ギター&ベース的アプローチを超えていく可能性大だと思いました。

コードワークなど、スティックよりずっと幅広いアプローチが出来そうですね。
激しく両手コード連打のソロワークなんて、カッコ良さそう(^_^;)

これに共鳴胴をつけて、膝に乗せてErik Mongrainのように弾く楽器にしても面白いし(もうすでに作ってらっしゃる?)、多くの人がタッピング専用楽器のことを知ってくれるといいですね。

私のシロート臭いエントリを見てくださり、ありがとうございました。
さよちん
2010年05月08日 02:55
何だかすっごい久しぶり・・・
ギター演奏聴きながらコメントなんて超贅沢!
ギターって脇に抱えてかき鳴らすもんとばっかり思ってた。さて!こっからもう一つの曲!聴きまっせぇ~
あ!最初の方がいいなぁ。しかし、何にでも詳しいなぁ。何で良く知ってるの?
あかんたれ
2019年12月07日 17:24
はじめまして。
「ギター タッピング専用」で検索したら
このブログにたどり着きました。
さて私が考えた
「お金のかからないタッピング専用ギター」の
アイデアを御一考くださいませ。
チューニングと弦の張り方は下記の通り。
1弦 4D
2弦 5A
3弦 6E
4弦 3G
5弦 2B
6弦 1E
1~3弦をネックの下側から左手で、
4~6弦をネックの上側から右手で、
各々タッピングします。
どちらかというとスティックに近い発想です。
この方法だとナットの作り直しと
オクターブ調整だけで済むので
新たに開発しなくてもよいかと。
あとチューニングも演奏スタイルに応じて
随時変更出来ます。

それにしてもタッチボード界の巨匠から
コメントがあるなんてひたすらすごい!
鉄砲光三郎
2019年12月08日 00:00
あかんたれ様
リンク切れだらけのエントリで、大変申し訳ありません。
元動画に近いつべ動画を貼っておきますので、どうかお許しください。
コメントにあったチューニングについては、音階周波数がわからないので、不用意な事は言えませんが、楽器はプレイヤーが蓄積する技術体系の方が、物理特性よりも重要な気もします。
すべての楽器は各プレイヤーが好む方向へ、変容可能であるべきだと思います。
あかんたれ
2019年12月08日 02:45
レスありがとうございます。

>すべての楽器は各プレイヤーが好む方向へ、変容可能であるべきだと思います。

全く同感であります。
しかしギター歴が長ければ長い人ほど
変則チューニングに対して否定的、
特にこういう違う弦の張り方や
張る弦を減らすやり方を提示すると
「邪道や!」の一言で一蹴されます。
人の為に楽器が存在するのであって
楽器の為に人が存在する訳では無いのですが、ね。

発表する場所も機会も無いので
この場をお借りして
私が以前市販のストラト(コピーモデル)を
改造して制作した「ステレオギター」について
語らせてくださいませ。

シングルコイルPUのポールピースを抜き取ります。
リアPUは6、4、2を、センターPUは5、3、1を。
で、各々のPUからの出力をパラレルアウトします。
片チャンネルだけをモノラルで聴くと「?」ですが
ステレオ再生すると「言われてみれば」という
感じの音になります。
歪ませるとあからさまにステレオ感が増します。
Roland VG のパラメーターに各弦を任意の定位に
パンポットする機能がありますが、
そこまで明確な分離ではなくファジーな感じになりますが、
そこがまたいい感じだったりします。

長文失礼しました。

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